帰路雑感 午前1時

わーっとお酒飲んで解放された帰り道

イヤホンから流れてくる音楽が止まらないで欲しかったり早く娘の顔見たかったり、いったりきたり

好きな人に連絡したかったり、それよりずっと孤独の最中にいたかったり、いったりきたり!

しらない、全員死ね!と

みんな大好きで、友達に囲まれててよかったと

同じだけ持ってる

同じだけ思う

書き留められるか書き留められないかわからんなー、とおもいながらいったりきたりして

書き留めたわたしはえらい!

 

いったりきたりの中間で自分を甘やかすことがどれだけ毒なのかわかったりわからんかったり

ただこの宙ぶらりんが自分にとっての最適化だなと確信は得てたり

 

誰にも会いたくない、どこにも行きたくない

これは好きな人に会いたい、どこへでも行きたい、と

簡単に両立する

 

音楽だけが鳴り止まない、どこいっても

ずっと一緒にいよう、て言える

 

FUJI ROCK FESTIVAL 2019 ②

マツモトくんの足が長すぎて私の布団に侵入してくるのではという恐ろしさから8時半起床。お金ないのでトロさんにローソン連れてってもらう(帰ってからATMは近くにあると知る)。群馬側のローソンいつも行かないので数年ぶりに見たダム、良さある。うだうだして宿代払ったり集まった宿代40万近くと記念撮影したりしてたらああこれもうJAY SOMからだなーて時間だしオアシスでご飯食べて待機。タイカレーおいしい。ねえ2日目音楽の話ほとんどないよ。JAY SOMイイ。かっこかわいい!でもなんか雨降ってくる。おっ早ない?殺すぞ。Unknown Mortal Orchestraに移動。カッパ着たら止む、みたいなお決まりの感じ。ホワイトの音響はわりといいはずなのに見事ヘロヘロで最高。So good at being trouble(だっけな)。やばー雨ーーと思いながらサダオとトロさんと橋の下で雨宿りするけど笑けるくらい雨。立ち込めた霧から今にもロバスミが登場しそう。クソ雨。橋の隙間から泥落ちてくる。耐えられるのか、私とおじさん2人。飲むしかない状態でお酒を煽りながら「見ろよ!」て言われたのでCOURTNEY BARNETT、ちょうど雨も止みかけてたので見る。え、めっちゃくちゃのかああああっこいい!脇毛生やしたい!しかし私は毛が薄い!ギターうま!おもてる倍から良くて、おじさん達に感謝。終わったらもう雨ほんとこれはしんどーい!て感じになってきてなんとなく全員宿戻るかって歩いてたらグリーンでトロさんアジカン見るってサダオと二人で宿戻る。宿の横でSuica発動してお酒や食料買ってもらって部屋に戻ったらまだ部屋から出てないやつ一人、早々に離脱したやつ一人。ここから宿フェスで会場に戻ることのない土曜。配信でみたDaniel Caesarおとちっちゃい。ロビーの喫煙スペースではボヘミアン・ラプソディーのTシャツ着たおっさんが政治の話ししてて地獄、でもクソ地獄だね〜とか言える友達いるから楽しい。宿フェス全体的に超楽しい。修学旅行かよって。トロさんのお金で酒を追加したり、ギガある人の携帯から勝手にツイートしたり、やりたい放題ただひたすら遊んで、24時超える前にはみんな寝て、健康にもいいDAY 2。10数回フジロック行ってるけど災害レベルの雨

FUJI ROCK FESTIVAL 2019 ①

ついに今年まできた!!!!今年はなんと3日間参加できるというありがたきしあわせ。

 

まずだいたい火曜に一緒に車で行く運転者が祖父が亡くなったとのことでてんやわんや様々な手配、チケット捌き、宿連絡、運転者手配、最適ルートで高速処理!問題解決能力高すぎ、おれはえらい。てんやわんやで金曜深夜なつみちゃんとマツモトくんを拾ったさやちゃんが迎えに来てアキちゃん拾って、2時前草津7時米山9時に下のセブンイレブンだからかなり優秀!宿に荷物預けてトイレ行って会場向かってゲートくぐったのが11時なのでそのままヘヴンまで直行、途中トロさんとだにーくんとひろ子に会って、中村佳穂に間に合うという奇跡。中村佳穂めっちゃいい、ただ私はあの感じのMCが苦手。感謝しないで。でもバンドも鉄壁すばらしい。アヴァロンのあたりでなんか食べて飲んで七尾旅人。信じがたい良さ良さ良さ良さ、まじか、わたしがみたかったのは、こういうやつ!!!!!!!!!て感じで殆ど原曲無視の自由に踊りまくったり飛び跳ねたりのメロディー!観客無視!てわけじゃないけどはいシンガロングしようねなんて気はなさそう、自分と表現に忠実。誰のためでもなく自分のために音楽やってるんだろうなと思う。きみはうつくしい……。そこそこ胸いっぱいでヘヴンに戻ってNST & THE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEEみる、割と適当に見てた。パンツさんとかヤーマンとか李くんとかえびちゃんとかが集合し始めて、偶然通りがかったほがらちゃんまじHappy Vibes。King Gizzard見にホワイト。思ってたのと違うくて疲れてたしところ天国でご飯買ってグリーン後方基地。サダオのSuica発動して飲む。JANELLE MONAEさまで踊り狂う。さいっこう!グリーンステージに映えるばっちりなライブ。人とコミットしようとライブするならあれくらいちゃんとやってほしい、あと普通にめっちゃかわいい。大満足したので踊りすぎた汗を流しに宿戻って風呂。19時台のお風呂誰もいない。宿に戻ってたトロさんとヤーマンとうだうだしてたけど意を決して戻る。グリーン後ろの基地でケミカル。やっぱグリーン映えする。こっからレッド深夜どこまでいけるかなと思いつつ雨。なっちゃんさやちゃんと合流してBIGYUKIみてYaeji最高で、KAYTRANADA見た記憶ギリギリないから宿帰って寝たんだと思う。フレシノ諦めたけど後悔してる。

本当に時々だけど自分の目がカメラで長回しのワンシーンを撮ってるような気分になることがある

そういう瞬間はめっちゃ美しい

1人の時に起こることもあるし、こないだはある人見てておもった

いつまでもみていられる

自分も最中にいる

 


結婚式はめでたい

船の上は気持ちよかった

 


東北をぐるっとすると別に普段使わん記憶の箱から

方言、お土産のラインナップ、信号機、街路樹の品種

記憶がざわっとするから行ったことある場所通ったことある道だとおもうけど

確認したらやっぱり7.8歳の頃松島には行ってた

ぞわっとするのでわかる

秋田とか岩手とかはっきり覚えてないような頃の旅行先でもよく起こる

忘れようとしても思い出せないこと

未消化のまま記憶に沈殿した景色やできごと

つねられてるみたい

記憶について考えるときに感じる言葉にならなさ、それに迫って捉えようとするとするりと手から抜けていくような感覚、言葉にしようとすると損なわれるもの

 


対して思考と行動までの間の回路にある言葉のフィルター何重にもかけるまえに

もっともっとと突き抜けるために内在する原動力と身体が動くまでの時間に、ずれもなく

隔たりもなくなってゆく

そういう瞬間

 

大人になったり子供になったり
ぐるぐるいったりきたりの旅、楽しかった

いろんなレイヤーのタイミングと操作方法でうまくいったりいかなかったり

みんなごますったり緻密だったりせこかったり純粋だったり人間臭かったり自己顕示したがったり頭良かったり悪かったりばかだったり浅かったり深かったり感度良かったり


部分の堆積は全体だけど、全体は部分の堆積じゃない

全部は見えない見せない

そうやって見える見られる表層にはいつも風があたったり汚れがついたり

さらされてくうちに露出する芯が

その芯に私が散り散りになってしまわないよう繋ぎ止める引力が働いてる

年々、芯を晒しても自由でいられるようになる

一瞬しか持たない感情も10年変わらないものも私の中に点在している

円軌道を描くようにかたちが作られてる

 

仕方にこだわりたくないこと

操作不能にしたいこと

 

せっかく身体があるんだからそれを使って不埒を愛したい

けしからんやつでいたい

動くから、揺らすから美しいんだよ

壊されるためにかたちがあるんよ

何にも揺るがされないようになったら死んでやる

FUJI ROCK FESTIVAL 2018 ②

毎年関西から車でフジロックに行くってのはなかなか体力気力を使うなと思うんだけど日曜起きた時点で風まだゴーゴーいうてるしだるい、疲れてる。宿だからだらけようと思えばいつまでもだらけられるのでだらけてて、宿の近所でマツモトくん梶くんと定食食べてから会場入り。「木々たちよ」見逃す。KACEY MUSGRAVESには間に合って、晴れてきたし、去年も昨日も雨に打たれるフジロックだった私、あら〜!!!たあのしいいいい!!!これじゃあああん!!!とテンション上がる。川のところでトロさんに会って、アベンジャーズの話などする。あっちゃん一行と会ったのでワーワー言うて記念撮影する。あっちゃんは服が派手だし、キムは髪が派手で、まとまっていると遠くからでもわかる。KALI UCHISはじまって、エロくてかわいくていいな〜わたしもあの網タイツみたいなん着たいわあ、楽しそうやわあ、とか思いながらマーキーに移動。serpentwithfeet後ろで見る。よかったんだけど短くて、でもちょっと思ったより重かったから、短くてよかったのかも。ここからレッドの後ろに張り付いてる。次はだってDirty Projectorsなの…ボブ・ディランていう有名な人が歌ってるのが少し聞こえるけど原曲なにかかろうじてわからんくない?ステージの本人を見たら本人だとわかっただろうか。私には多分わからんかったやで!あすかちゃんと梶くんと合流してピザ食べたりして待つ、寝起きブスにも会う。前で見るか後ろで見るか、なんかもうわからんくなって真ん中で見る。最高、好きすぎる、才色兼備な3人娘もイイ。この日のライブのハイライトはKeep Your NameからのImpregnable Question!泣く。アンバーとラブラブで絶好調だった2012年リリースの『Swing Lo Magellan』にはいってんのImpregnable Questionね、歌詞↓

Whether there is or isn't any position
You care if I take or I don't
I will always hope
What we shared so long
To be the only love
And though we don't see eye to eye
I need you
And you're always on my mind

最高の曲なんですけど、アンバーと別れてその後に出したのはメンバー総入れ替え実質ソロアルバム、人間マジもう無理無理て感じのセルフタイトルアルバム、のなかに入ってるKeep Your NameなんだがImpregnable Questionをサンプリングしてて「We don't see」だけのループ、MVも断崖絶壁みたいなとこで一人iPad見てる、みたいな。おいおい。だからデイヴが元気になってんのかそもそもファンとしては心配で。したら新しいメンバー引き連れて、その曲順で、活き活きしてて、ああそう〜よかったねえああそうかあ〜、あ、オタクが早口になるやつですねこれ。というわけでいい意味での心的ダメージを負い、もうVampire Weekendええかな私のフジロック終了かしら…とおもってたんだけどえびちゃんが「おら!いくよ!」て感じでグリーンステージ後方でみたVampire Weekendはまじの最高で、ただひたすら踊りまくり騒ぎまくり歌いまくり、すっかりリセット、よし遊ぶぞ!てなって夜中トロさんとダニーくん呼び出し、なにを聞いてたとかは覚えてないので適当に「深夜フジロックで鳴ってそうな音楽」で踊り、飲み飲ませ、トロさんが「もうだめだ」とアスファルトに吸い込まれ、それをえびちゃんが逞しく持ち帰り、私はまだ遊び4時頃宿に戻る。ともこと風呂入って寝る。明朝会ったトロさんは完全にまだ酒が残ってる。みんなでそば食べて、帰りの道中で3回吐いて(長年おかしいなと思ってたけどこの度のアレルギー検査でわかったのは私はそばアレルギーらしい)、22時頃やっとの帰宅。たおれるように眠る。