日々のあれこれ

今更ながらみなさんちゃんと基準をお持ちでわっと強いこと言われると基準がないのが基準ていう基準すらない私はうわわっと狼狽するばかり。どうしてそんなに善悪をはっきり言い切れたり独り善がりになれるんだろうって思うけど、ちっともないと結局困るの私よなって憧れ。とが順番に染込んでじゅわっと拡がって結局もやもやしたまま染みったれてたのですが、二重三重にこんがらがった紐を解くような作業が大体終わって、あとは一つづつ体得していかなきゃ、て叩き込んで体得してるうちに必要じゃないものがどんどん減るし、好きな人や物ばかりだなあと思ってる。

身体ってことについては色々巡るけど、本当に私の意思とはかけ離れてる。思うようにならないし、意思は及ばない。変化に追い付いてなくて、細胞を構成する分子レベルで私はどんどん変わっているようだけどついてけない、時々ばっと散らばっていきそうな気分になるし、体は柔らかくて安定しない容器みたい。臓器があって骨があって筋肉が周りについてという構造よりも液体が入ってるビニール袋みたいで、それを繋ぎ止めておく重力の働いた芯ていうのはもう私の想像力しかないみたいなかんじ。力の及ばないものなんか嫌いだ!て子供のように駄々こねたって私はこの体と繋がってるのは繋がってる。

だからこそ私に絵に描いたような不幸は要らないし、ふんふんと軽やかにやってくための想像力と、芸術だけが私を救うんだとおもう。どんなにムカついたってどんなにしんどかったって忘れそうになるけど(そしてすっかり忘れていたけど)留めておける手段はたくさんあるはず。つまんないことは、要らないんだよ。死ぬまでつまんないことは面白くするか無視してやろうと思ってる。躓きながら。ずっこけながら。寄りかかりながら。死にたいって言うぐらいなら、ぶっ殺すて言い続けたい。

というわけで相変わらずあらゆることは物語の中に回収されていってしまうし、私は秋に結婚するし、冬には27歳になる。思いつく限り好きにしてきて、それでもまだ尽きないいろんなものを、回収できないもろもろを、改竄せずに愛でたい。で、その困難さがわかってきたぐらいには大人になった。
一雨降る毎に秋になって、大好きな季節、私は持ち直せるしダイジョーブ。がんばるゾーʕ•͡•ʔ