2012

年が明けてどことなくみんながそわそわしてる朝が来て2012年になったわけでこの「2012」ていう並びの近未来感はすごいよなあと思いながら去年(昨日までのことを去年ていうお正月の毎度の違和感と)は前半地震と続く私の日常とこなしてゆくのに精一杯後半はだいぶ強度ばかりが増してなんとなくでぼんやりして輪郭のはっきりしない生き方を好んでいたのがなんだか変わりつつしたいと思った事はなるべくした。結果躓き振り向きながらも歩いてる感じが爽快
今日は今年の始まりで25歳の終わりの日。
酷い風邪で一人ベッドの中で心地よい距離について思いもっと甘やかされたいと思うのももっと距離が欲しいと思うのも同じ気持ちだろうから何かを箇条書きにして比較する事よりもっとシンプルに簡潔に嘘っぽくならないよう心掛けたいし愛でたいなあとか。
2012年は強く進んでいきたい、無駄を愛したい、たくさん勉強して、ありとあらゆる言葉を知って何も言えなくなるなんて馬鹿な過ちはしない、勝手に距離をおかない、会いたい人に会う、思った事しか言わない!さくさくはっきり我が儘に愛振り撒きよい音楽芸術映画人々と楽しく軽やかにやっていきたいものです。今年いいとしにしよーっと

日々過ごしているうちにあっという間に12月がやってきていて、18歳と19歳だった二人は25歳になったりして、積み重なったのか流れていっただけなのかまたぐるぐる回るのか、空間と束ねられて脳みそに蓄積されているものの引っ張り出そうとしてもなかなかうまく把握できない6年間という膨大で一瞬の時間、時間、時間、に思いを馳せたりしつつ、調子も戻ってきて頭ははっきりしてるしあっちこっち遊び回ってもまだまだ、寧ろ年輪なんか費やす気もなければ落ち着かず落ち着かせずに押したり引いたり繰り返して常に駆け引きを求める様相。そんなにすぐに何でも答えを出すつもりもなくて溢れ出した言葉とか感情にいつまでも身を任せていたい。鳴り止まない音楽でいつまでも踊り続けられる気になるようなそんな感じ。で、次の日夕方まで寝るみたいなのを3年ぐらいのサイクルで繰り返しているようなこの度のこのじんせい。
つい先日私を育てた祖母が癌だと父から電話があって街中で「冗談じゃない、やめてよ」と泣き出して、人はいつか死ぬって小さいときから言われてはいるけれどそのいつかって永遠にこないいつかなわけで、狼狽して、そのあとああなんか私でかいサークルの中にいたんだとはっと自覚、なんだか家庭を持つなんてことが想像もできなかったのにそういうことなのかと納得したりして、生活は続いてゆくんじゃなくて続けてて、私はこれからも続けるし続いたものの中にいるし誰かに続けてもらうのかな、ああーそーゆーでかいループの中にいるのねーということをぼんやり考えた。我が家にとってあの人こそ生活の人で、代えがきかないものをそういうものを築くってことはなんだかすごいことのような気がして、私もお正月になぜかエビフライを作るようになるのだろうかと考えが飛躍した。
なかなか留まれないし思ったようにできないし、どこかへ常に押し出される不可思議などこから働いているのかけれどもそこにあるなんか抑圧めいたサムシング、それはたぶん空気てやつだったりすることもあるだろうけどそれだけでもなさそうな、のおかげで逃げ回されるなあやだなあとは思ってて、だからこの、その目で追いかけて見失わないで捕まえて捉えてたいしそうしてほしい。私の目はカメラのように誰かを生かすし、その目で生かされてる。映画のように、記憶のように、時間や空間を切り貼って行き来して、映画のように生きるのか人生が映画のようなのかいやいやその間で自分の足で立ってよ!そういうことが大事っぽいこの度のこのじんせいー
あとは最近はまじめに仕事してます。はあ、あれこれ書いたらさっぱりしたーではまた来年!よいお年を。

Summer Sonic 2011

フジロックから帰って5勤1休5勤ていうシフトこなした後今年は初めてサマーソニックに行くことにしてそれはプライマル・スクリームがスクリーマデリカライブをするよってのが大きな要因だったわけだけど例年であればフジロックが私の夏の終わり、フジロックから帰ってもそらもう暑いから夏は続いてるんだけど、だからずっと学生の時から緩やかに続いているような夏休みの気分、みたいなものの毎年の終わりだったわけなのだけれど、サマーソニック、ていうかスクリーマデリカで今年の気分的な夏休みが終わったわけです。つまりその間に働いていた10日間、もっと言えばフジロックの帰り道での微妙な宙ぶらりんな気持ちが一番印象に残った夏。

8.13
チケットが売り切れてしまったのでバスツアーしか取れずフジロックでの体たらくぶりが嘘のように10時に会場に着いた時点でうわ嘘これ暑すぎじゃない、ていうので既に若干参る貧弱さ。とりあえず場内一周して辿り着いたソニックステージが快適だがandropというバンドが演奏していてなんかクソみたいな音楽だなーと思いながらも涼む。俺ちょっとうろうろしてくるわとやる気満々のモリサワ君についていけずそのままSMITH WESTERNSみる。多分メンバーの誰かがメタル好きなんか匂った。そのままソニックで涼んでたらちょっと回復気味。MORNING BENDERSの途中ではっしーと合流できたようなので私も向かいオアシス(という名の灼熱地獄)で飯。酒。屋内に戻りDEERHUNTER待ってると沼田に会う。モリサワ君が私の知らない人と仲よさそうに楽しそうに喋ってるの見て感動。彼はフェラ・クティのコピバンやってるらしいので近々見に行きたいそれどんなんなのよ。で、DEERHUNTER!めちゃくちゃかっこよかったよノイズは眠気を誘発するけど切実なノイズ。終わって外でビール買おうと思ったら長蛇の列で参るけどオアシスまで行くのも灼熱な時間だし並んでたらMETRONOMY始まっててせっかくなので見たらCDよりだーーーいぶすき。POP GROUP途中まで見てはっしーと待ち合わせてたのでオーシャンステージへゆくとそこは砂埃と暑さで地獄。私はYUKIさんのパフォーマンスがあまり好きではないのでCDでいい、好きな曲はあるけど。子宮が土下座はしなけど。いそいそと退散。P.I.Lを観たわたしの率直な感想はわあ本物だあ、見て、あれが、ジョン・ライドンよ!てなかんじ。そこそこ楽しむ。腹ごしらえしつつ遠くでXJAPANがド派手と思わしきパフォーマンスをしている。陽も傾き始めてだいぶ元気になってきたところでボビー・ギレスピーがステージに登場し、スクリーマデリカし、私は踊り狂い、夏は終わった。*1

*1:SUEDEはあんまりにちょっとしか観れなかったのでまた来日してください4曲見た限りではクソかっこよかったよ!

 FUJIROCK 2011

夜、原付を飛ばしながら聞いていた「ある光」がぐっときて、それは暑さでだらっとしていた体温を風が冷やして指の先まで感覚が戻ってきてクリアーになってゆく快感と重なって、ああこういうの夏だよねと一年の廻ってしまう早さは体得されたものとしてこういう風に甦る。様々なものをありとあらゆるものを常に分断し続けるナイフで分断され続ける/切り離されることにげんなりもするくせに、いとも簡単にそのナイフを振りかざす自分に軽薄だよねと思いつつ、本当はわかってる、何色にも分けられていない未分化のその「ある光」にしか希望はないってことぐらい。

というのは小沢健二の受け売りですがそういうことについて考えている夏で、夏なのでフジロックに行ってきたわけで、今年は記念すべき10回目だったわけですがだから書こうというわけではなくフジロックに行ったらば超個人的フジロックNikkiを書き留めるのが習慣化しているから1年ぶりぐらいにこうしてログインしてキーパンチしてる所存。

7.29
今年も諸事情ていうかお金の事情で2日目から参加なので金曜日7時1分に(楽しみすぎて)震える手でタイムカードを押し、退勤して家帰ってご飯食べ最終準備して山口からやってくるさやちゃんを待つ間仮眠。医大生は一番忙しい時期を乗り切った直後で殆ど寝てないらしく着いた時点でほぼ死んでおる。

7.30
朝4時ごろ出発しあら時間ないねと思いながらとりあえず吹田のSAで長旅の無事を祈り名神をぶーん。あっという間に空が白んできてそろそろ朝ごはんだね、あ、じゃあさ、あのおっきーSA、多賀ねそこ寄ろうよと話しながら123キロで高速道路を安全運転していたらどこからともなく現れた警察の方に逮捕される。高速道路って高速で走って良いんじゃないの?ゴールド免許!さようなら。でもこの日は一年で一番楽しい日なのだ。法律だろうが邪魔させないわよケッ、て感じで多賀で朝飯。豚汁。北陸道関越道が通行止めらしいという情報だけどとりあえず帰るわけにいかないんで進んでったら案の定柏崎から通行止め長野群馬苗場ルート選択。ひえー。せっかくなんで信玄餅買ったりしつつ結局月夜野下りたんが2時過ぎ。もー風呂はいろーぜー温泉てことで猿ヶ京で温泉。車置いて会場入ってテント立てて会場入ったのがまさかの6時半社長出勤ですわよ。ぶはー。ビールで乾杯してのそのそ場内に入ってオアシスの入り口でゆんさんというアブナイ先輩に会う。飲み物を調達して戻ったらモリサワ君にゆんさんが「メイクマネーメイクセックスやわ!」とご機嫌で語っていた。奥に進んで、二人はオレンジに行くって言うけど私はひとりトッド・ラングレンみる。夜のヘブンの雰囲気と相まって随分とそこは天国!素晴らしかったしああいう時に誰かと初めて会ったら恋してしまうんじゃないかと思う。オレンジに行って合流。マーク・リーボウ先生が演奏をしていてギターが超絶かっこよく痺れる。かっこよすぎておなかが減ったのでアヴァロンで舞茸丼を食べて、どーするオレンジ戻るのめんどいなあFacesみる?とかゆってたけどいかん、コンゴトロニクスじゃ!てことでオレンジに戻って、マルボロのブースでただ酒貰ったりしながらコンゴトロニクス!超絶良い。楽しい。キールとダンスで酔っ払ってきて、大変上機嫌で(つまり泥酔状態で)みほこちゃんに会って「カップルと友達でフェス来るといくない」みたいな話を聞きながら卓球でまたねーってゆって別れる。オアシスまで戻って鮎食ったぐらいでもう眠くてこれは卓球まで無理かもしらんな…ていう空気が漂ってきたのでとりあえず一回外であそぼーてことでパレスオブワンダーへ。いりたんを発見したのでビールをおごり、和子の息子さん(私は彼の母の名前しか知らない)と4人でフジウジ並び、終わってテントに帰ろうと思ったけど酔っているのと目印のテントが撤収していて大変見つけるのに苦戦する。いつのまにかさやちゃんも戻ってきてる。3時半就寝。

7.31
信じられないことにもう最終日。9時起床。雨。朝ごはん食べないと動けないので、2人が起きるまで場外のベーコンエッグピザ(超美味しい!)とミニッツメイドでひとり朝ごはん。戻っても一向に起きる気配がないので二人を起こし、10時半温泉へ向け出発。12時すぎには上がってたんだけど、3人とも寝不足と筋肉痛とで疲労困憊だったので、ちょっと寝るべてことで温泉の休憩室で寝たら信じられないことに3時半過ぎてて、あれ?こんなはずでは、と思いながら会場に向かって車置いたりテントに忘れものーとかいってたら5時ぐらいでようやく会場入り。オアシスで何か食べてからモグワイ見てるなっちゃんと合流。「夫が荷物をすべて置いてコーナーショップに向かったので戻るまでここを離れられない、モグワイが退屈」というようなことを言っていて、私もモグワイのライブは眠気が誘発されるだけなので退屈でんなあてわけで昨日の舞茸丼を再びキメに行こうぜとアヴァロンまで。斉藤和義さんが「ずっと嘘だったんだぜー」と唄うのを横目にボードウォークでグリーンまで戻りYMO!あの曲もこの曲もけっこうやってくれおお本物だ感とふつうにかっこいいのと小山田がチョーキングするのでどきどきした。オアシスでワッキーに会って相変わらず元気そうでさやちゃんがワッキーの事をいたく気に入ってた。アタリが叫んでて私はアレック王子、とか思ってた女子高生だった。ケミカルブラザーズがおおなんか始めたぞてゆーぐらいで同行した中一人インディー野郎な私はWilcoへ。もうすばらしすぎてくるり観に行ったあの2人ばかね(くるりは大好きです)、と思いながらVia Chicago、Jesus,Etc、I Am Trying to Break Your Heart、Ashes of American Flags!!!!終わってちょっとよすぎてThe Musicテンションじゃない私はところ天国で一人まったり。一瞬しかもたない感情も10年変わらないものも、私の中に点在していて、でも自身という現象が様々な事象、感情、領域を横断し飛び去ってしまわずに円軌道を描き自分と言う領域を形造っていて、つまりその中心には、私自身を繋ぎとめ、暖める何かが存在してるんじゃないのかしら太陽みたいな何か、と何年か前にも思ったようなことを思ったり、時間は交換も反転も可能なのは映画の中だけなのかしら、といった疑問が浮かんだり、とにかくぐるぐるいろんなことが浮かんでは消え一人だらだらごろごろしていたのである。こういう瞬間は必ず自分がいてもいなくてもどうでもいいような気分と普段の生活が私に与えてくれる枠のありがたさとが順番に染み込んできて心地いい。電話来たのでよしいっくかーてんでオアシスまで戻ってモリサワ君とさやちゃんと合流したら西山君がおうおう、お前らといった様子で椅子に反り返って座っており、何だか出所のよく解らない愛着がわいているのに自分でもちょっと驚きつつなっちゃんとちばさん、いやだいちゃんと合流。椅子を奪い取りマーキーの前で飲んだり食べたり踊ったりしてたらモリサワ君もさやちゃんも来てハイジ君もテントからやってきてボンジョビの思い出を語ったり映画とはについて話したり結婚指輪を記念撮影させてもらったり飲んだり食べたり踊ったりしていたら4時半も過ぎ空も白んできた頃5時、ゲートでみんなで記念撮影をして通りがかった西山君にキャンプサイトの入り口でじゃあなお前ら、と挨拶され、テントに戻った。

8.1
9時に起き全然起きれないモリサワ君を銀マットの上に放置してさやちゃんと二人テントを片付け、いつもの温泉に寄って関越乗って、当たり前のように越後川口に寄って昼飯とお土産と激ウマソフトクリームを食らい関越抜けて北陸道、珍しく私どんどん運転して、3時ぐらいにモリサワ君が起きて交代。徳光ハイウェイオアシスでこれももう毎年、海鮮丼食う。うにが品切れであんたら毎年くるなら連絡よこしなさいよ多めに仕入れとくのに毎年忘れちゃうわしかしまあよく飽きずに苗場なんかに、というとっても北国の人っぽいこと言われつつ。酔ってなくて昼間なのにこんなに眠いことってあるのかというぐらい眠かったけどなんとなく起きたまま、多分初めて帰路全部起きてて、多賀SAのスタバでトールラテ飲みながら花火なんか偶然にも見ちゃったりして、夏ね、まだ続くねと切れ切れの夏の色々な記憶思い出しながら、10時ぐらいに帰宅したらうめちゃんがかわいすぎてびっくりしてそのままばたんっと寝る。

 その後

フジロックから帰って毎日猛暑の中過ごしてたらあっというまにというかいつの間にか秋が来てて、どんどん変わっててびっくり。いつも大概ついていけない。どんどん季節は流れて。おいてけぼり。何も見てない。私にしてみれば、唐突すぎる終わりと始まり。

突然東京に行ったりしました。

なっちゃんに朝飯おごってもらったり汚い部屋にお邪魔したりお台場行ったりレインボーブリッジ見える寿司屋で寿司食ったりその後はしごして有楽町で高級中華つまんでベリーニ飲んだりして朝一の新幹線で帰った。ふと帰りの新幹線でナイトクルージングしたときのこと思い出したぐらいだった。ふとさー海とか見えて。なきそうになった。

間違えたとおもって、間違えた毎日は戻らないことを急にわかって、でも同じ道に引き返すのにも付き合ってほしいんだけど、
まあ進めよわたし!わーーーーーーーーー!

まだ何にも言わない。

 フジロック‘10

夏が終わるギリギリなので毎年書いてるし今年も書きます超個人的フジロックNikki。フジロックが終わると何か書きたいなーていう欲求が強くなってじゃあ練習て感じで毎年書く流れ。キーパンチ気持ちいい。9月はいつもいいことなくてゴミ箱に捨てちゃいたい。

7.30
色んな事情で今年は2日目から参加することになって、ああ前夜祭の花火ねとか雨振るよねとか悶々としながら7時1分にタイムカード押して9時半にファミマで待ち合わせ。ラーメン食べて名神ひた走る。今年は吃驚なことに一緒に行く人のお連れ様が17歳で、24歳とは付き合えないとか言われながら運転運転。北陸道をひた走って真っ暗闇。いつもそうだけどこの辺はまだフジロック行く感じがしない。

7.31
朝苗場のインターを降りたころにやっとフジロックだ!て思う毎年。いつもの温泉着いていつものおじさんが番台にいるからこちらとしては毎年勝手に「今年も来ましたよー」て気持ち。会場着いてはっしーと合流しようとしてる間に西山君が通って「もう2日いるから帰りたい」て言う。言いたい。キャンプサイトに行ったらどこまでもテントであっつーい。でもさすがにテントは楽勝で建ててなっちゃんと初めて見る元気なチバさんと合流してビールを調達してトライセララズベリーだけ聞く。中1ぐらいのとき好きだった。そして和田唱の顔は目茶苦茶に好み!でえだちゅんさまと初対面して乾杯!共通の知り合いの子がいい子すぎるて話とかしながらタイカレーガンガン食うパワフルな人、また会いたい。小坂忠観よーて移動してたらホワイトに行くあたりでブッチャーズの7月が聴こえる。すごい久しぶりに聞いたけどすばらしい曲で、書いてたら聞きたいと思ってインポート完了した。で、小坂忠観て、「しらけちまうぜ」一緒に口ずさんでなっちゃんの知り合いの私の弟にそっくりで目がキラキラのギタリストの人にCDもらう。奥のほうまでぶらぶらしてドラムサークルぶらーっと見たりうろうろしてヘブンでKitty Daisy&Lewis。入れ替わり立ち代りボーカルも楽器もどんどん変わってたあーのしー!50年代。君らいったいいくつよ。赤いワンピースの子が一番好み。グリーンの方に移動してたらストレイテナーさんが演奏しててえらいロックですねあれ。ロックだった。なんか雨とか降ってきたのかなあ、ジョン・フォガティー1曲ぐらい見てオアシスで雨宿りか寝てた記憶。すごいうっすらとした記憶しかない。なぜなら前の日から寝てなくて眠いからだよね。今回超弾丸フジロックだったことの反省点かなり多い。なんかロキシーだ、行くぞーてなってちゃんとロキシーは観る。あんまり聞いた事ないよねー正直とおもいながら1曲目Re-make/Re-modelとかMore than this とかDo the strandとか辛うじて知ってるーそしてブライアン・フェリーの過剰なダンディズム!と興奮。あー覚めやらぬままMGMTと思ったら入場規制!えーーーそのままエゴラッピンも観たかったのにーとかぐずぐず言いながら正直酷い眠気!まあとりあえずパレスオブワンダー行って待とう、って行ったらギャズがDJとかいってJBかけてて、曲終わったらそのまま次の曲かけてるだけで、ピエール瀧に次ぐちょろい職業だと思ってもうだめーテント帰って寝る。

8.1
朝、毎年恒例だけどモリサワ君が全然起きなくて、とりあえずほっといて風呂。下界でラーメン食べる。東北の味。上に戻って死んでいるモリサワ君を待って、1時間ぐらい待ったら仮死状態でやってくる。なんだかこのフジロック中彼は不機嫌な場面が多かったですよねー!この時点で1時過ぎとか?で、モリサワ君を乗せて温泉へ。いつもは湯沢の駅へ降りていく途中の温泉に行くんだけど、なんかなーと思って群馬側へ。ぐねぐね道下って上がって、コンビニ寄って、でかいダム見つつガリガリ君食べながら、どうせ田舎に住むんだったらこのぐらい山深いところに住みたいと思う。モリサワ君が温泉入ってる間寝る。快適。お風呂上がってきて人間らしくなったので2人で温泉のテラスでごはん。目の前にはダムと深々とした緑の山、山、山で、何にも無い。地元のお祭りの日だったみたいで、御輿が通る。狭い狭い世界。馬鹿みたいに強い自然。信仰。生活。何もなくて何でもあるなーとすばらしい気分になった。要するにこのフジロックで一番素晴らしい時間はこの温泉で、群馬の山奥での時間だったんだな!高いチケット代なんかどうでもよかった。もーこのまま群馬観光でもする?て気分だったけど一応戻るよーそりゃねー、ってこの時点で4時半ぐらい?テントに戻ったら6時前とかで、ありゃまー、と思いながら15分仮眠とかタバコ吸いながらだらだら語らってたりしたらATOMS FOR PEACEの演奏が聞こえ始めるけど別に焦らない。焦ろうよと思いながら別に焦れないもんで、その時点における大事なことはなぜだかトム・ヨークを見ることじゃなかったんだもん何でかね。日が暮れてから場内に入ってmojoちゃん夫妻と合流。パエリヤ食らう。苗場食堂で石橋英子さんの演奏が始まったと思ったら勝井さんがバイオリンここぞとばかりにていうかもうガンガンに弾いてて、「あいつ主張しすぎじゃね」てmojoちゃんと笑う。一緒にベルセバ観に行って、もう全然現役感なくて、6月に観たオザケンのライブのことを思い出す。まったく逆のものとして。あーなんかあれだね全然だねと言いながらもう今回このフジロックでこれ見れたらいいや我らがScissor Sisters!!雨酷い。全然気にならない。もう私はここで死んで生き返るんだと決めてかかってひたすらすんばらしーステージで踊りました。支配者とか被支配者とかしらねーんだよ私は踊るよ!あー終わったフジロック、私の終わりはここ。でもまだまだ元気なので朝までマーキーコース。土砂降りの雨を避けるのとびしょびしょになった衣服が寒いので全然良くは無いDJでしたが踊ったりたまに飲んだり食べたり。あくつさんがいたので挨拶だけ。柿ピーあげて去る。まりんはすごいよかった!結局朝までマーキーと岩盤うようよして朝方。ていうか朝。どんどん白んでくる。泥酔した多分見知らぬ男女とかがもうナンバーガールの歌詞に出てきそうなヤバイ感じ。横目にモリサワ君涙目。「終わってまう…」だって。

8.2
ちょっと寝て9時には温泉行って湯沢のインターから帰路に。ろくにライブとか見てないしフジロックらしいこともしないまま、途方も無いなあて道程を戻る。徳光のサービスエリアで海見て、微妙すぎる時間だったから海鮮丼は今年は無し。はっしーのこととかについてお喋りしながらいつもそう、でも今年は例年よりましだったけど、寝てしまってわーと思ったら西宮にいる。サイゼリヤでみんなでご飯食べて別れた。携帯を忘れて何日か失くしたままだった。